ベビーヨガのメリットと当日の注意点をヨガのプロが解説!

ベビーヨガのメリットと当日の注意点をヨガのプロが解説!
  • 毎日赤ちゃんと2人で家にいるから誰かと会話したい
  • 出産前の体型に戻したい
  • 赤ちゃんも自分も外に出て楽しみたい

このように思っていませんか?

無事に出産を終えたと思ったら、毎日赤ちゃんのお世話に追われて新米ママは大変ですよね。
気晴らしに外に出て、「赤ちゃんと一緒に自分も楽しみたい!」と思うママも多いでしょう。

私も出産前は、赤ちゃんと一緒にたくさん楽しもうと思っていました。

しかし、いざ生まれたら予想以上に赤ちゃんのお世話に手がかかり毎日クタクタ。気づいたらパパが帰宅するまで大人と会話していなかった日も多々ありました。

そこで今回は、実体験を踏まえながらヨガ講師の資格を持つ私が、ベビーヨガのメリットと注意点を解説します。

この記事でわかる内容

  • ベビーヨガのメリット
  • ベビーヨガをする時の注意点
  • 簡単なベビーヨガのポーズ

ベビーヨガをはじめたら、同じような環境にあるママ友もでき赤ちゃんとスキンシップをしながら体のケアもできますよ。

私も毎週ベビーヨガに通うのが楽しみになり、新たな気持ちで赤ちゃんと接する日々を送れました
ベビーヨガを通して心身ともにリフレッシュし、毎日の子育てを楽しみましょう。

ベビーヨガとは

ベビーヨガは、ヨガを通して赤ちゃんとのスキンシップをするために考えられました。
ママがヨガのポーズを取り、赤ちゃんはポーズに応じてママとスキンシップを計りながらヨガに参加します。
産後のママの体を整える腹筋や骨盤調整に焦点をあてたポーズが中心です。

赤ちゃんがヨガに参加するには以下のような形態があります。

  • 床に寝かせる
  • 抱っこする
  • ママの体にのせる
  • 上に持ち上げる

このため、ベビーヨガに参加する月齢は生後半年くらいの首の座った赤ちゃんが適しているでしょう。2歳をすぎると自分でもポーズを取れるようになるため、1歳半くらいまでの赤ちゃんが対象です。

赤ちゃんの月齢は

生後半年から1歳半くらいまで

1年くらいが目安です。ママと一緒にベビーヨガができる時期は思っているよりも短く、貴重な時間だとわかりますね。

ベビーヨガの【メリット】

ベビーヨガのメリットは以下の4つがあげられるでしょう。

  1. 赤ちゃんとのスキンシップができる
  2. ママの産後の体作りができる
  3. 瞑想でリラックスできる
  4. ママ友作りや情報交換ができる

大好きなママにスキンシップしてもらうと赤ちゃんも精神的に安定し、脳が活性化すると言われています。

ママも普段のお世話以外で赤ちゃんに触れられ、何をすると赤ちゃんが喜ぶのかわかるように。より赤ちゃんとの絆が深まるでしょう。

ヨガをして筋肉がつくと、産後のお腹ももとに戻りやすくなりますよ。
また瞑想して自分自身に意識を向けられるので、心を落ち着かせる効果も期待できるでしょう。何より同じ立場のママに出会えるのもよい点です。

実際に私も教室に通いました。参加していた人に近所のイベントを教えて貰ったり、日常の子育ての不安を聞いて貰ったりして、ヨガ以外の部分でも大変役にたちました。

ベビーヨガ教室へいってみよう!

ベビーヨガは、うちで1人でも行えますが、最初はぜひ教室に行ってヨガをしましょう。
ヨガ経験があれば、ヨガスタジオでベビーヨガをするのもおすすめです。スタジオでは、本格的なヨガが楽しめるでしょう。

しかし、ヨガスタジオは行き慣れていないと、ハードルが高くてドキドキしますよね。
ベビーヨガは近所の公民館や児童館、芝生のある公園でも実施している場合があります。

ヨガをはじめてする人は掲示板やインターネットで探してみましょう。赤ちゃんとのおでかけは何かと荷物が多くなりがちです。

必要な持ち物をまとめました。

当日の持ち物リスト

  1. 赤ちゃんとのお出かけグッズ一式(おむつ、ミルク、ガーゼ、お気に入りのおもちゃ、おやつ等)
  2. ママの水分補給
  3. 汗拭きタオル
  4. 公民館や児童館なででやる場合は、ヨガマット(大きめバスタオルでも可)

赤ちゃんの持ち物に気を取られて、自分の荷物を忘れないようにしましょう。

とくに公共の場を借りている教室では、ヨガマット持参の場合もあります。しかしヨガマットを持っている人も少ないでしょう。
たとえマットがあっても荷物がいっぱいで持てません。そのような時には、大きめのバスタオルが役に立ちます。

私も一枚持って参加していました。ヨガをする以外でも赤ちゃんを少し寝かせる時に重宝しますよ。

当日の注意点

当日は、赤ちゃんの健康をしっかり観察しましょう。生まれたばかりの赤ちゃんは、すぐに体調を崩しますよね。

当日のチェックポイントは以下の通りです。

  • 調子が悪そうにしていないか
  • 風邪を引いていないか
  • 食欲はあるか

もちろん、37.5度以上の熱がある時は厳禁です。ワクチンを打った日も避けた方がよいでしょう。お医者さんにもよりますが、ワクチン当日は、たいていの場合で安静にしているように言われます。

ポーズによって赤ちゃんを持ち上げたり、ママの膝にのせたりするので、食後30分以上経過してからスタートさせてください。
赤ちゃんの体調に合わせて無理しないようにしましょう。

【簡単】ベビーヨガのポーズ

家でもできる簡単なポーズを紹介します。すぐにできるので、ぜひ家でも試してみてください。
コツは、ちゃんとポーズを取ろうと思わないことです。ヨガはお手本通りにポーズが取れなくても大丈夫。

今しているポーズは、体のどこに効果があるか意識を向けるようにしましょう。それだけで効果が出やすくなりますよ。
赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら行いましょう。ママがリラックスすると赤ちゃんも楽しんでくれます。

腹筋を鍛える船のポーズ

  1. 脚を伸ばして長座の姿勢になります
  2. 赤ちゃんをお腹にのせましょう
  3. 膝を曲げお腹に力をいれます
  4. ゆっくり両足をくっつけたままかかとを床から離します
  5. そのままバランスをとりましょう

お腹に力が入っていたらOKです!
赤ちゃんに話しかけながら、しばらくポーズをキープしましょう。

骨盤を整える端のポーズ

  1. 仰向けで寝ます
  2. 両足を肩幅くらまで開き、膝を曲げます
  3. 赤ちゃんをお腹に乗せましょう
  4. ゆっくりとおしりを持ち上げていきます

おしりに力が入っていたらOKです!
赤ちゃんと会話しながら、しばらくポーズをキープしましょう。

座った瞑想のポーズ

  1. あぐら、もしくは正座でもかまいません
  2. 足の上に赤ちゃんを乗せます
  3. 背筋を伸ばして腹式呼吸をしましょう
  4. 吐く息を意識します。リラックスしてしばらく呼吸を続けましょう。

赤ちゃんがぐずるようなら、寝かせても抱っこしてもいいですよ。
疲れていたり、ストレスがあったりすると呼吸は浅くなりがちになります。

お腹の動きに意識を向けて少し深い呼吸をしてみましょう。

ベビーヨガでリフレッシュしよう

毎日の赤ちゃんのお世話に疲れたら、ベビーヨガで赤ちゃんとスキンシップを取りながらリフレッシュしましょう。
ベビーヨガは、スキンシップを通して、赤ちゃんとのコミュニケーションを計るために考えられたヨガです。

普段のお世話とは違った形でスキンシップを取り、赤ちゃんと楽しい時間を過ごしましょう。
スキンシップをすると、赤ちゃんの情緒が安定し、脳が活性化すると言われています。ママの体づくりにも最適です。

ベビーヨガができる場所は、ヨガスタジオだけではありません。地域の公民館や児童館でも行われています。気分転換に赤ちゃんと足を運んでみましょう。

何よりも地域の人たちと触れ合える場に行くので、情報交換ができ、子育てに役立ちます。
ママも普段の悩みや疑問を誰かと共有するだけで、気持ちが和らぐはずですよ。

教室から帰ったらぜひ、うちでも簡単なポーズを試してみてください。ベビーヨガでたくさんスキンシップして母子ともにリフレッシュし、日々の子育てを楽しみましょう。

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